水より烏龍茶

日々思いついたことや考えたことを書き散らす

非公式ファンイベント「Sail Out」について

2019年12月21日土曜日
 
奇しくもTrySail結成宣言から5周年の日にTrySail関連楽曲パーティ"Sail Out"が川崎 月あかり夢てらす様にて開催、全行程を終了しました。まずざっくりとした感想から申し上げますと、僕の見たかった光景や雰囲気がそこにはあったと思います。最高でした。
 
 
今回主催としての立場でしたが、流れとしてはりょーじさんからお話をいただいたのが最初でした。
もともとりょーじさんとはmixcloudのTrySailオンリーMixをきっかけに知り合い、仲良くさせていただいておりました。ライブの打ち上げに行ったり、連番したりチケット抽選の協力をしたり等々…。しかし根源としては「同じ熱量で雨宮天さんが好きな人」というところが大きかったと思います。もちろん雨宮天さんだけに限らず他の麻倉ももさん、夏川椎菜さん、ひいてはTrySailというユニットに対する思い入れやベクトルが似通っていたことが今回の共同主催に繋がったのかなあ、と思います。
 
ミュージックレインオンリーパーティは先陣を切って開催されておりましたが、TrySailというミュージックレイン2世代目にフォーカスしたパーティは(僕の観測する範囲内では)ありませんでした。その初を遂に自分たちが踏み出すのか、という高揚感がやけにあったことを覚えています。
 
開催にあたってだれを呼ぶ?という話になりまして。場所は早い段階から月あかり夢てらすさんで決まっていましたので基本は関東方面、このブッキングに際して自分が関わったのは大阪の乙坂もも、名古屋のもうみんの2名です。どちらも3人のなかでは一番麻倉ももさんが好きで、かつTrySailというユニット全体も見えているなというところで、候補に挙がった瞬間に激押しした覚えがあります。
 
当日の熱感についてはTwitterハッシュタグ #Sail_Out でおいかけて頂くとして。
今回のイベントについてはとにかくTrySailというユニットに対する愛にあふれている現場だったなと感じました。演者もお客さんもTrySailの3人が好き!という空間でオンリーイベント独特のアットホームさ、真剣さがあったなと感じますしそういう人たちが集まってくれたことが単純に嬉しかったです。

 

今パーティにおいて選曲のルールとして下記3つの条件を設けました。
TrySail楽曲
TrySail各メンバーソロ楽曲(キャラクターソング含む)
TrySail各メンバーが携わったアニメのOP、ED、挿入歌
 
圧倒的に①と②(その中でもアーティストソロとしての楽曲)の盛り上がり方がとてつもなかったです。ここに来てるお客さん、全力でTrySailを求めてるな!みたいな。
僕個人として、インターネットを見ているとTrySailのファンは厄介、とかTrySailのファンはTrySailにかかわる現場しか行かない、とか。マイナスなものばかり目に入ってきていたので(そういう傾向があるという大局はあるように思わないでもないです)、もっと斜に構えた人たちが来るのかな、って思ってました。
 
でも、僕らとしてはそういうことは抜きにして「好きな人集まれ!」を旗印に告知と宣伝とをやってきていたので、結果的に僕の懸念していたような状況にはならず、とても良いパーティが出来上がりました。(これはどっちかというとイベントがどうこうより集客の仕方ってカテゴリの話であると思いますが)なんにせよ遊びに来てくれた皆さん、遠方から来てくださった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございます、その熱量が彼女たちの活動のエネルギーになっているんだと僕は思います。
 
自分のDJについて。
オンリーパーティなので、パーティ中に通過できていないお約束については回収しなくてはならないと思っていました。

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他の演者の皆さんがめちゃくちゃ良い感じに残してくれていました。麻倉ももさんのパートについては乙坂ともうみんがしっかりやってくれていたので、自分の推しである雨宮天さんとここ最近ドカンとやった夏川さんの文脈をしっかりと回収、そしてTrySailのライブ感を忘れずに、という方向性です。

伝わってほしいことが伝わってる!ってDJ中にも感じましたし、それを共有できたことがめちゃくちゃ嬉しかったです。

 
ここからはDJのスタイルとか運営とかの話。
自分の一番好きな声優さんたちをコンセプトに、おっきく告知もして、愛のある人たちに集まってもらってよかったよ!って言ってもらえて自分でも渾身のやつやった!といえるほどのDJが出来たこと、2019年やり切ったと言えます。
 
個人的な話なんですが、全国のアニソンDJの中で一番雨宮天さんが好きでありたい、という気持ちでやっています。潜在的かそうじゃないにせよ結局それってオタク特有のマウンティング的な感情だと思うんですけど、今回のパーティにおいてはオーガナイズ、DJプレーどちらにとっても必要な感情だったなと感じました。人間のエゴってこういう形で昇華していくんだ、という気づき。
SailOutが終わってから何人かと話したんですが、結局俺がやったことって本来の立場でのDJではなかったな、とは思いました。やってることとしてはTrySailの皆さんが今まで歩んできた道のりを追体験しただけだ、と思っているので。曲も、曲を聞いての感動も何もかも僕らの成果じゃなくてお三方の今までやってきたことが反映されているだけで。でもそれ以上にこうやってファンイベントをやるとか、それでもDJという立場上どう聞いてもらえばいいんだろう?って思ったり考えたりすることがより彼女たちを魅力的に見せたり、「好きだな」って気持ちを再確認してもらうことにつながったのであれば、DJではなかったとして、一人のファンとして、やってよかったなあと思います。
 
次回開催について聞かれていますが本当に未定です。
変な話、鬱屈としたエネルギーがあったからこそ演者・お客さん共にあのパワーでやれたと思うし感情があったと思うので、個人的にはあとアルバムが3枚くらいでないとな~wくらいは思ってます。でも状況はいつどうなるか分からないので気長に待っていてほしい、というかTrySailのお三方をしっかり応援していきましょ!という気持ちです。まずは来年1月の雨宮天さんのソロライブがめちゃくちゃ楽しみです。2020年もガンガンTrySail応援していくぞ~!
 
本当にいろんな皆さんの手助けで成り立ったイベントです。
DJ、VJ、スタッフとして参加していただいた皆様、素敵なフライヤーイラストを上げてくださったこあ様、最高のフライヤーデザインをしていただいた川合機械様、ツイバイを見やすく仕上げてくれたゆずくん、告知協力していただいた「雨宮天"The Clearest SKY"有志企画」の皆様、本当にありがとうございました。
 
皆さん今度はまた現場でお会いしましょうね!
 
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